ある証券会社では、【非課税口座内上場株式等移管依頼書】を提出期限までに提出します。
2.ロールオーバーした資産の年末時点の評価額分だけが翌年のNISA非課税枠を使用します。
3.ロールオーバーする資産の年末時点の評価額が120万円以上の場合でも、翌年のNISA非課税枠
全てを使用することでロールオーバーが可能となります。
4.ロールオーバーを申込みした後でも対象銘柄の本年中の売却は可能です。
つみたてNISA「ロールオーバー」ってなんですか?
ご相談者様DATE サトミさん(仮名)
【年齢】47歳
【職業】会社員
【性別】女性
【家族】独身・一人暮
相談しようと思ったきっかけ(アンケート抜粋)
相談したい内容
コンサルティングでお話しした内容
1-1:NISAの税制優遇
<例>
100,NISAロールオーバーとは 000 -20,315 = 79,685円(受取金額)
*確認事項*
1-2 分離課税の申告
~源泉分離課税~
~申告分離課税~
<NISAの税制優遇>
<例>
100,000 - 0(20,315円は非課税なのでゼロ) = 100,000円(受取金額)
2-1つみたてNISAの特徴・ポイント
少 額 投 資 非 課 税 制 度
ロールオーバー
できない
できる
年間非課税限度枠
最大投資枠
非課税期間
優遇適用期間
非課税内容
対象商品
口座開設可能数
*1:2017年12月1日現在
*2:この制度の併用はできません
2-2つみたてNISA目的
<日本が世界水準より低い理由>
- 国難といわれる「少子化問題」を抱えている。人口減による購買力の低下。
- 新興国に比べると既に経済が成長している。
- 欧米諸国に比べて国民の資産形成が貯蓄に偏り、低金利の影響で資産が増えず購買力が低下している。
2-3つみたてNISAは「投資三大原則」のベネフィトの集大成
投資で利益を得るためには「投資三原則」という法則があります。
それは、 長期・積立・分散 をすることでリスクが減り、メリットが膨らむという法則です。
2-4つみたてNISAの対象商品
サトミさんのように会社の制度のしばりなどで確定拠出年金(iDeCo)で大きな積立ができない人、また確定拠出年金には年齢制限があるので、加入期間が短い人は「2つのNISAに加入したい」というご要望があります。しかし、残念ながら 一般NISAと「つみたてNISA」の併用はできません。 どちらかを選びます。
それから、 「つみたてNISA」の対象は「投資信託」(公募株式投資信託と上場株式投資信託(ETF))のみです。 株式は対象にはなりません。株式に投資したい方は一般NISAの継続をお勧めします。
2-5 NISA口座の開設
2-6つみたてNISAの非課税枠
NISA口座以外の課税口座(一般口座・特別口座)に払い出しされます。 しかし、ロールオーバーはできません。(後程詳しく説明します)
3-1ロールオーバーって何ですか?
・この期にいまあるNISAにも加入したいと思います。どちらが有利ですか?
・そもそも税金がどのくらいお得なのですか?
3-2「ロールオーバー」の意味
ロールオーバーとは一言でいうと 「乗り換え」 という意味があります。
つみたてNISAの保有期間は「預入日から20年間」というルールがありました。では21年目からはどうしたらいいのでしょうか?仮に、「つみたてNISA」制度が継続していても、新たな「税制優遇制度」があってもそこに移管 *3 することはできない=乗り換えできない、ということを現わしています。
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