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株価収益率の定義

株価収益率の定義
計算式

株価収益率の定義

PER(株価収益率、Price Earnings Ratio)とは、株価を「1株あたり純利益(1年換算)」で割ったもの。

例えば「1株あたり純利益が \(600\) 円の会社」の株価が \(15,000\) 円の場合。

\(15,000÷600\) でPERは \(25\) 倍となります。

たとえば、同じ業種の会社で「株価 \(15,000\) 円で1株あたり純利益 \(600\) 円のA社」と「株価 \(66,000\) 円で1株あたり純利益 \(5,500\) 円のB社」があった場合。

株価だけを見るとB社の方が高いですが、PERはA社が \(25\) 倍・B社が \(12\) 倍なので、PERからは「A社はB社よりも割高だ」ということができます。

PER=利益が今のままなら投資資金回収に何年かかるか

PERは 「 \(10\) 倍で割安。\(15\) 倍で適正。\(20\) 倍以上で割高」 と言われることが多いです。

実際にはPER \(10\) 倍でも割高なケースや \(30\) 倍でも割安なケースもあります(後述)

これは「株式市場では大体 \(10 \sim 15\) 年間の利益で投資金額を全額回収することが期待されている」のが大きな要因です。

1株あたり純利益とは「その年に会社が稼いだ利益のうち、 1株持っている株主の取り分 」。

これを「株価を1株あたり純利益で割った値」であるPERで言い換えると、PER \(10\) 倍とは 「利益が今のまま10年経過すれば投資した金額を全額回収できる」 という意味になります。

大きな金融危機は大体10年に1度のペースで起こっています。

しかし、投資した金額を配当や株式の一部売却を通じて10年で回収できていれば(PER \(10\) 倍)、こういった金融危機にも毅然とした態度でのぞむことができます。

反対に、投資資金回収に20年以上かかるのであれば(PER \(25\) 倍)、資金を半分も回収できていない内に大きな金融危機に巻き込まれ、大損してしまう危険性が高いですよね。

これが、一般にPERが「 \(10\) 倍で割安。\(20\) 倍以上で割高」と言われることが多い大きな要因となっています。

PERを見るときに気を付けること

①瞬間的なPERでなく本質的なPERを考えよう

PERは「利益が今のままなら投資した金額を回収するのに何年かかるか」を表す指標なのですから「来期以降も期待できる経常的な1株あたり利益」を元に計算した 本質的なPER を考えるようにしましょう。

②成長率を加味して考えよう

さきほど、PER \(10\) 倍とは「利益が今のまま10年経過すれば投資した金額を回収できる」という意味だと言いました。

会社の決算書や財務諸表を読み込む中で「今後10年間は平均 \(4\) %ずつ利益が減っていきそうだ」と予測できる場合には、10年経っても「今年の1株あたり純利益」の \(8\) 倍しか回収できないため、PER \(10\) 倍でも割安感はなくなってきます。

反対に、今後10年間平均 \(株価収益率の定義 20\) %ずつ成長していくと予測できる将来性抜群の会社なら、10年で「今年の1株あたり純利益」の \(31\) 倍も回収できるため、PER \(30\) 倍でも割安と言えます。

PER \(100\) 倍を \(10\) 年で回収するには平均 \(40\) %の成長率が必要

③利益は意見。キャッシュは事実

これは「利益は実態が同じでも会計基準の適用の仕方によって多少増減させられるので経営者の意見程度に受け取るべきだが、 現金の出入りは動かしようのない事実 株価収益率の定義 である」ことを表す言葉です。

PERの確認方法

PERもPBR同様、1株あたり純利益の算出に「実績値 or 予想値」「単独 or 連結」「発行会社が保有する株式分を引く or 引かない」などのどれを使うかによって変わって来るため、複数のサイトでチェックした方が無難です。

特にPERは偶発的に1年の利益が落ち込むと「実績値と予想値に数倍の違いが出る」というケースもあるので、注意しておきたいですね。

理論株価について!求め方計算方法含めて解説します!

理論株価について!求め方計算方法含めて解説します!

まず、企業価値を算出する計算式をご紹介します。
企業価値=株式時価総額+純有利子負債(有利子負債-現金・預金等) 株価収益率の定義
つまり1株あたりの企業価値(株主価値)ということです。
理論株価=企業価値-(純有利子負債+現金同等物)
この計算式での株式価値は、帳簿から割り出して計算された株価です。これが理論株価ということになります。
実際の市場での株価が理論株価(適正株価)より安い場合、その株式は割安ということになり、もし実際の株価のほうが高ければ割高と判断されるのです。

②PERを使った計算式

理論株価 = 1株あたり純利益(EPS) × 適正とされるPERの水準(10~20※)
「1株当たり当期純利益(EPS)」とは、1年間の企業活動で株主にもたらされる利益となります。
その算出方法は、
EPS(円) = 当期純利益 ÷ 発行済株式総数 株価収益率の定義
次に、PERとは、株価が割安か割高かを判断するための指標です。
株価収益率(Price Earnings Ratioの頭文字をとっている)のことで、利益から見た「株価の割安性」。株価が「1株当たりの当期純利益(1株益)」の何倍になっているかを示す指標となります。
PERを割り出す数式を紹介してみると
PER=株価÷1株当たり当期純利益(EPS)
※一般には、PER15倍くらいが適正な水準といわれますが、業種に合わせて、PERの水準を変えて計算するとよいため、適正とされるPER水準は10~20としています。

③BPSとEPSを使った計算式(2種類)

理論株価 = EPS × 10 + BPS
EPSの算出方法は、前述しました通り
EPS(円) = 当期純利益 ÷ 発行済株式総数
でした。

次にBPS(ビーピーエス、Book-value Per Share)は、
和訳すると一株あたり純資産で、計算方法は次の通りです。 株価収益率の定義
計算式は純資産÷発行済み株式数となります。

③の計算式には、もう1種類の計算方法があります。
事業価値の計算に成長率を加えて評価する場合、以下の式になります。
理論株価 = BPS 株価収益率の定義 + 今期予想EPS + 来期予想EPS + 来期予想EPS ×(売上成長率+売上成長率の2乗+売上成長率の3乗+売上成長率の4乗)
今までご紹介した計算方法は、1年間の企業活動を終了して算出した数値で計算していますが、最後の計算方法は、来期の予想利益も計上します。
過去のデータだけでなく、企業の将来性まで計上するということです。

理論株価の使い方

自社の正確な理論株価を算出するには、顧問税理士など専門家に依頼することがお勧めです。財務データをもとに理論株価を算出して、将来性も分析してくれます。
経理を担当している、経営している会社の現在の理論株価を知りたいと思ったら、まず税理士に相談してみてはいかがでしょうか?
現在の理論株価を把握することは、経理面でも経営面でも有益です。

理論株価を活用する際の注意点

株価が下落トレンドであるときに買わない

割安な株価が修正されるまで時間がかかる(長期的な視点で投資する必要がある)

株価は本来、企業価値を表しているはずなので、割安な株価は修正される、つまりは適正株価に向かって上昇するはずです。
しかし、短期的な株価は需要と供給の関係によって決まるため、修正されるのがいつかであるかは誰にもわかりません。長期間、割安なまま放置されることもあり、この状態を「バリュートラップ(割安のわな)」とよびます。
バリュートラップを抜け出すには上方修正等が起きるのを待つか、上方修正や増配等が起きそうな銘柄を探す必要があります。

ビジネスで使う計算式/経営分析

売上高経常利益率

計算式

売上高成長率

売上高成長率

計算式

経常利益成長率

経常利益成長率

計算式

当期純利益成長率

当期純利益成長率

計算式

売上高当期純利益率

売上高当期純利益率

計算式

1株当り当期純利益

1株当り当期純利益

計算式

1株当り株主資本

1株当り株主資本

計算式

株価収益率

株価収益率

計算式

株価純資産倍率

株価純資産倍率

計算式

PEGレシオの「成長率」はなんの数字?株式投資スクール講師の答えは

オープンハウス業績

次にPEGレシオを用いた割安株の探し方を実際のケースを元に解説しましょう。【3288】オープンハウスは東京都千代田区に本社を置く不動産業の会社です。都内23区から横浜にかけてを地盤にしており、比較的小さな戸建て住宅を得意としています。株価は2020年3月3日の終値で2780円、PERは6.97倍です。 このようにオープンハウスは現状のPERを上回る(平均)利益成長率を残しています。PERでも十分割安感がありますが、 PEGレシオで分析することで割安でかつ成長株であることが理解できるのです。

PEGレシオのデメリット

利益が低下している企業には使えない

PEGレシオは利益が成長することを前提にした指標です。そのため 減益決算 になるとPEGレシオはマイナスになり評価ができなくなります。
この対策としては、 成長企業でも一時的な減益であれば問題ありません。したがって前後の決算をふまえて成長性を分析して、 利益成長率を修正する ことでデメリットを補います。

過去の成長が継続するとは限らない

過去の利益成長をもとにしたPEGレシオの場合、同程度の利益成長が今後も続くという前提が必要です。成長著しい業界では 企業間の競争が激しくなり 、利益の成長率が低下する可能性があります。
この対策としては、 投資先企業の成長性を精査することが重要です。また 利益成長率が想定以下だと分かった時点で損切りを行う ことで、大きな損失を防ぐことができます。

業績予想の情報は変動することが多い

企業やアナリストが発表する「予想利益」をもとにPEGレシオを分析する場合があります。しかし 予想通りの業績にならないことが多いのです。 例えば強気の予想が下方修正された場合、株価の下落が想定されます。逆に慎重な予想が上方修正されると割安銘柄を見逃すリスクがあるのです。
この対策としては、企業ごとの業績予想の 修正傾向を分析 します。過去の上方修正・下方修正の実績を調べることで、PEGレシオを修正することが可能です。

PER(株価収益率)とは?銘柄選定に使う指標PERを解説

よく株式投資の情報サイトや雑誌などでも出てくるPER(株価収益率)という指標ですが、実際にどう使えばいいの?と言う方も多いのではないでしょうか?
私も初めて個別株の株式投資を開始する際にいろんな書籍を読み漁り、情報サイトを見て勉強しました。
そこによく登場するのがこの『PER』という指標です。
PERの指標がどういう意味を持つのか?どう参考にすべきなのか?実際の証券会社の取引画面などではどこから見ればいいか?など初心者の私には疑問点がいくつもありました。そういう視点を踏まえてPERとは?を解説します。

PER(株価収益率)とは?

PER(株価収益率)とは、「会社が生み出す利益と株価の関係を表す指標」です。
会社が稼ぐ利益に対して株価がどれくらい割高なのか、割安なのかを単純に割り出している指標です。
そもそもPER(株価収益率)とはどんな指標でどういう計算で出されたものなのか?
ここを押さえておかないと、銘柄選定には使えないのでしっかりと押さえておきましょう。

PER(株価収益率)式


PERは PER=「時価総額」÷「当期純利益」 もしくは、 PER(株価収益率)=「株価」÷「1株あたりの当期純利益」 で求められます。

PERの割高・割安の目安

日本の上場企業の平均PERは約15倍と言われています。
PERが15倍より高ければ割高、低ければ割安と判断できるとも言えますが、業界によっても違いますし、企業の注目度によって異なります。
あくまで日本の上場企業平均が15倍については、一つの目安として参考にしましょう。

PER(株価収益率)のイメージ


PERの考え方としてイメージ図の場合、現在の株価が1,000円で当期純利益が100円であればPER10倍となります。

PERはあくまで目安の一つということを理解いただけましたでしょうか?
初心者向けにPERのみで銘柄選定するような、雑誌や情報サイトも多くありますが
あくまで銘柄の業績や未来の業績予想を踏まえて割高か割安かを判断する目安であり、業界の平均PERや競合他社のPERに対して割高か割安かを判断する目安として使うのには良いがPERだけで銘柄選定をするのは危険ということを頭に入れておくことです。

とにかく PERという目安の指標だけでスクリーニングをするのではなく、対象銘柄の直近の業績やビジネスモデルをしっかりと調査した上で参考としてPERを活用 し株式投資をすることをお勧めします。

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